梅雨の季節に

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梅雨の季節は不調が出やすいあなたに

6月は、梅雨の季節ですね。
梅雨の季節は、二つの特徴があります。
①低気圧(気圧が低い)
②湿気が多い
この、「気圧」と「湿度」により、様々な不調が起きていることをご存知ですか?
それぞれについて、ご説明します。

①低気圧
天気図に「低」というものがあって気圧が低い場所を示していますよね。
そこから伸びる、梅雨前線が、雨を降らす原因となります。
気圧が低くなると、身体は周りの気圧に合わせようと、膨張します。
富士山に行くと、ポテチの袋が膨らむのと同じです。
それにより、脳内が膨張して起きるのが、「頭痛」や「めまい」です。

そんな時は、脳内の水分量を調節してあげると良いのです。
それには、漢方薬が!
①五苓散
②苓桂朮甘湯
が使われます。その方によって、どれが合うかは変わってきます。

2)湿気が多い
日本は、「湿気」が多い事が多く、様々な不調が引き起こされています。
「痰飲」と言って、東洋医学では体内に溜まった余分な水分のことをいいます。
体内に溜まった余分な水分は、正常な機能を阻害してしまうのです。
それにより、むくみ、食欲不振、倦怠感、咳、めまい、頭痛、集中力低下や、しいては、高血圧、糖尿病、脂質異常症、がん、自己免疫疾患にも関係あるといわれます。
その対策としては、以下のような事に気をつけましょう。
①脾胃の働きを高める。
・暴飲暴食を避ける
・バランスの取れた食事
②食事内容
・冷たい飲食物、生ものを控えめにする。
・体を温める食材(根菜類等)を積極的に摂る
③生活面
・適度な運動
・睡眠、リラックス

特に、胃腸の働きは「湿」対策には、重要です。
知らぬ間に、「湿」を溜めやすい食生活になっているかもしれません。

漢方薬でも、様々な物が有効です。例えば、
六君子湯、半夏瀉心湯、半夏厚朴湯、半夏白朮天麻湯等です。

精神面や咳等はまた違う物が有効です。
このように、「湿気」は髪の毛が、まとまらないだけでなく様々な悪さをしていたのです。
お心当たりの方は、一度ご相談ください。

西洋医学にはない、観点から身体を判断するので、きっと有効な物が見つかると思います。


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